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紅子の部屋

どんなに心が沈むことがあっても、このブログを書くことによってしっかりと前を向けるようになれたらいいな。 作詞作曲歌うたいの二児の母。

きっと大丈夫(^-^)

息子のことで、彼が幼い時から随分悩んできました。

よく、「ん?」と思う事がある度に、いけないと分かっていても、どうしても他の子と比べてしまったり、私の中の “子供レベルの最低ライン” ができていないと少しイライラしたり…。

でもそんな心配よりも、一番のイライラは、“会話が大変” という点でした。

小学校低学年の頃の一例

母「落としたら割れるから気を付けてね」
子「本当に割れるの?」
母「割れるよ」
子「割ってみてもいい?」
母「アカンよー!」
子「割れへんかもしれんやん!!」
母「…」

途中で物を大切にしないと…的なやりとりもあったと思いますが、最終的には私が仕方なく欠けている茶碗を渡し、(縁起が悪いですが)外で本人が納得するように割らせたというような事がありました。
これに似たことは茶飯事。


これやっちゃダメだよ。という事は、必ずやります(-ω-;)トホホ

自分で確かめないと納得してくれません(-ω-;)トホホ


男兄弟のいない私は、“男の子”という未知なる生物に慣れていないので、なぜこんなことをするの?と不思議に思った時は、よく育児本に頼っていました。
それによると、母親にとっては ”いたずらや奇行と感じる事” も、彼らにとっては ”大切な実験“ と書かれていたので、(へぇ~そうなんだぁ)と至って普通な事だと妙に納得していました。

そして小学校にあがると集団で遊ぶことが増え、ある日、立場の強い友達が全員に目を瞑らせ「この中でオレの事をウザイと思ってるヤツ手上げろ」という状況で、うちの子だけが手を上げてしまい殴られた、ということもありました。

高学年の時には、3階の教室の窓から、自分が持っていったカマキリをみんなの前で投げたらしく、虐待だと非難され、「残酷なことをしてみんなが驚きました。生き物の命を大切にするようにご家庭でも指導してください」と、先生から電話がありました。

しかし、うちの子は小さい頃から人一倍昆虫が好きで、図鑑の内容は全て頭に入っていて昆虫博士と言われていた程です。大切にしない訳がありません。
私は、息子になぜそのような行動をとったのかを訊ねてみると、「カマキリのメスは重いから飛べへんけど、オスは軽いからどこまでも飛べるねん。だから絶対にケガもせーへん。殺すなんて、そんなことする訳ない!先生はオスの事を知らんだけや!」と泣いて言いました。
私は(よかった…やっぱりよく理解した上での事だったんだ。虐待ではなかったんだ)と、胸を撫で下ろしましたが、その反面、辛い想いをしただろうな…と心を痛めました。

ここでは、説明無しで突然こういう行動をすると、見ていた人は驚いて誤解するかもしれないという、“一歩先のことが読めなかった” という点と、“先生にこう説明が出来なかった” という点が問題だったということは、この時は気づいてあげられませんでした。

他にも、理解し難いちょっとした事件や、親にとっては笑えるようなエピソードは山のようにありますが、私だけはいつも理解しているつもりだったし、個性だと受け止めていました。

しかし、成長するにつれて、学校でのトラブルは深刻化していき、中学生になると、学校に行けない日が出てきました。

私たちの育て方や接し方に何か問題があったのか…今は私の好きな趣味をしている場合なんかじゃないのかな…とか悩むようにもなりました。

親子の会話でも、例え話しや説明(とても簡潔にわかりやすくしているつもりで妹は理解できる)の途中で、「もう何言ってるかわからん!(>_<。)」となってしまう時が増え、全く成り立たないので、私も精神的に疲れていきました。

考えても答えは出ないまま…

そして担任に相談し、相談窓口や病院を紹介してもらいました。

まずは近所にある発達障害対応の病院で相談してみました。
恐らくアスペルガー症候群の素質が強いとの事で、LD支援研究会への参加を勧められ、先日参加してきました。

先ほど書いたような事例もありますが、逆に私よりしっかりとしていたり、繊細だったりする部分もあります。

なので、今回病院へ行くことを、どのように本人に持ちかければ良いか悩みましたが、「病院に相談したら、色んなことが良くなるかもしれないから、一回行ってみる?」と言ってみました。
すると

『やっとわかってくれたー…オレ病院行く!』

と、安堵の表情で言ってくれました。

研究会でこのことを話すと、専門家の先生は、「お母さん!それだけでgood!!(^o^)」と、大きなOKサインをくれました(笑)

アスペルガー症候群という障害だとしても、薬もなく、身体的障害や知能的障害でもないので、周りからは当然理解されにくく、本人はただ苦しみ悩む…という事でしかありません。

将来の為に、どうすれば良いのか…。
何がしてあげられるのか…。

まずは親が理解しようとしてあげること。そして、スムーズに事が運ぶようなコツを掴めるように促してあげること。

将来、この問題で、本人が傷つき、苦しむことを少しでも軽減できるように。
それを乗り越える為のコツとは…。

まずは本人に上手くいった成功体験を増やし、何度もそれを記憶させ、その回路を太くしてあげることがとても重要で、その回路が太くなると自然と出来るようになるということも可能だそうです。

文章で書くのは簡単ですが、実際はとても大変だと思います。
でも出来る限りの事はやってみようと思います。

専門家の方から、最後に、
「あまりお子さんばかりに気を取られずに、お母さんも趣味など、好きなことを沢山してくださいね」
と、言われました。
私は音楽をしていることなど一言も言っていませんが、この言葉が何よりもの支えとなりました(笑)

診断が下っても、そうでなかったとしても、この日を境に息子への接し方に余裕が出来たこと、彼も前向きになろうとしていること、少しずつでも良い方向に進めるように、家族でも協力していけたらいいなと思います。



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では実際、「成功体験を増やすコツ」というのはどういう行動を起こせば良いのか…。

それを教えて頂いたことを次回に書きたいと思います。